脱税、ITデータも調査

日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGKKASFS09H1H_Z01C16A0MM8000/

財務省と国税庁は脱税調査に際し、クラウドなどインターネット上に保存されているメールなどの情報を強制的に押収できる権限を認める検討に入った。

クラウド会計に移行する懸念事項の一つとして、クラウド業者に自分の会社データを覗き見されてそうで嫌だという事があります。自分の与り知らぬところで色々出来てしまうことが改めてはっきりする形になりました。

今や、多くのデータがクラウド上で保管され、非常に便利に使うことが出来ます。私も、クラウド上にデータを保管したりして、PCやスマホそれぞれで同じデータを確認することが出来たりして便利に使っています。

クラウドデータだけではなく、パソコンやスマホの中身も勝手に見られる事にもなります。あくまで、「脱税調査」という所なので、この強制調査がどの範囲にまで及ぶのかわかりませんが、通常の「税務調査」においても、この辺を都合の良いように解釈して、勝手に閲覧されたりしない様に気を付けないといけないことになるかも知れません。