勝負師の極意【書籍】

新潟伊勢丹で、デビュー30周年記念、武豊展が開催されました。期間は8月31日~9月6日までだったのですが、トークショーもあるという事で行ってきました。
そんなこともあり、久しぶりに読み帰したのが武豊氏の「勝負師の極意」という本です。
私が、競馬を見るようになったきっかけは、1999年の有馬記念です。たまたまテレビで見ていたのですが、2,500mを3分もかからず走り、最後、きっちり差し切るってどんだけすごいんだって思いました。まぁ、結局、後ろからきた馬が差し切っていなかったのですが、それでも2頭の差がたった4cmって…競馬は面白いなぁと感じました。その時に、差し切れなかった馬がスペシャルウィークで鞍上が武豊氏でした。
それ以来、競馬に興味をもって、競馬場に足を運んだり、馬券を買うこともありました。その中心にいたのは武豊氏でした。武豊氏は、今現在、通算4000勝まであと1勝というものすごい勝ちまくった、勝っているジョッキーで、競馬に興味がない人も知っている人物だと思いますが、その武豊氏も2010年の落馬事故から以前ほど勝てなくなりました。そんな勝てない時期がしばらく続くのですが、それでも腐ることなく、いま、やれることをひとつずつやり続ける、どんなときでも、必ずチャンスはある…そして、再び、2013年にダービーを制覇します。そのあとに発売された書籍だったので、わくわくして読んだのを覚えています。
内容自体は、競馬を知っていないと何のこっちゃな話ですし、競馬を知っている人にとってみれば、うん、知ってるって感じですが、武豊氏の考え方や使う言葉というのは、本当に素晴らしいなって思います。