資産運用って面倒なのか?

金融庁:平成28事務年度 金融レポート
https://www.fsa.go.jp/news/29/Report2017.pdf

日本人は「現金・預金好き」とよくいわれる話。

その一方で、退職金を資産運用に回して損失計上、高金利商品へ投資して損失計上、今話題のスルガ銀行が不適切融資、不動産投資をして損失計上、仮想通貨ICOに参加して損失計上。

結構そんな話は周りでもあるし、ネガティブニュースだから印象に残っていて実際の被害人数からすれば少数ということかもしれません。

つまり、資産運用をしたいと思っているということではないだろうか。

だけど、大人になるとズルくなる。
・目に見えてすぐに成果が欲しい
・楽して稼ぎたい
・勉強しなくても「誰か」が教えてくれる
(学生時代、勉強したのにね、すぐに成果もでないし、それが社会に出ると・・・)

将来の事は誰にもわからない。銀行員、営業員、近しい友人などがすばらしい話を持ってきたとしても、それは将来の事。

将来の事を自分で考えることを放棄している。
任せて・・・、わかんないから怖くて何もしない・・・。

どうすれば良いのだろうか?

恐らくほとんどの人の最後の職業は、「投資家」だ。

「投資家」になるつもりはなくても、働けなくなり、労働収入を得られなくなった時から、「投資家」としてスタートすることになる。

「投資家」としてスタートする時に既に労働収入が得られない状況での失敗は、キツい。
労働収入があるうちの投資の失敗は、また、チャレンジも出来る。
早いうちであれば、時間(複利)を有効に使うことも可能だろう。

なので、早く「投資家」になることは良いことではないだろうか。

自分は凡人である。
自分の労働収入よりも他人が生み出す価値の方が大きいのではないだろうかと考えている。事実、会社(組織)が生み出す価値は、膨大である(まぁ、その逆も多々あるが)。
だから、価値を生み出す会社に投資をすることにより貢献し、おカネを増やす。

もちろん、自分の労働収入も増やす。
「投資」と「労働収入」は分けて考える必要はなく、相互に作用する。意識(見方)を少し変えるだけで良いのでは。

結論、楽しても儲けたいって事を理解すること。