日商簿記2級が難しかった?

 2020年11月15日に、日商簿記検定が実施されました。ツイッターのトレンドになっていたので、何気なくながめたのですが、年々難しくなっているらしいです。
 今回の問題は、
・仕訳問題
・有価証券
・連結財務諸表
・費目別計算
・直接原価計算
 ・・・連結がなんであるの?って思ってしまいました。どうやら2017年から試験範囲に含まれていたようです。
 しかし、日商簿記2級で連結を出題範囲に含めるのは疑問です。下のようなことを言っているのであれば。
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 簿記2級のレベル
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
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 時代の流れによって、試験範囲、内容が変わるのは良いことだと思うのですが、合格率などの調整から難しくし過ぎてしまうのは、違う気がします。
 税理士試験も自分が受験した時ぐらいから、どんどん難易度が上がっているということでしたが、それで受験者が…とか、なりたい人が減って…とか、言われても、受験生側からすれば、積み上げてきた努力を無にするような内容だったら、心折れます。
 もちろん、合格にふさわしい知識などを身につけていないのに合格するのは良くないと思いますが、ちょっとやり過ぎじゃないですかね?