会計年度(事業年度)
個人(事業主)の場合の会計年度は、毎年1月1日~12月31日です。確定申告期限は、翌年3月15日です。
会社(法人)の場合の会計年度は、毎年4月1日~3月31日……、ではなく、会社を設立した時に作成する定款などで自由に決めることができます。
定款というのは、その会社を運営していくための基本的な規則を決めたものです。
定款では、絶対に記載しておかなければならない事項があります。
会社の商号や所在地、事業の目的などです。これらの事項は、法務局で誰でも閲覧することが可能です。
会計年度は、定款に絶対に記載すべき事項ではありませんが、ほとんどの会社は定款に記載しています。
会計年度は、自由に決められるので、毎年5月1日~4月30日も可能ですし、毎年8月21日~8月20日ということもできます。
会社の確定申告は、会計年度末から2ヶ月以内です。
例えば、4月1日~3月31日の場合、確定申告期限は、5月31日です。
確定申告期限の延長申請をすれば、申告期限を延ばすことは可能です。
最近は、法人税、住民税、事業税の申告期限の延長に加えて、消費税についても申告期限の延長ができるようになりました。
あくまで申告期限の延長だけですので、申告期限の延長手続きで納付期限の延長は出来ないので、注意が必要です。
3月決算法人の確定申告期限は残りわずかです。確定申告は済ませたけど、納付を忘れたということがない様に気をつけましょう。