mPQ>F

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(m=P-vP)

この公式が何を意味しているかわかるでしょうか。
会計側から見た利益を追求する戦略は、この公式から導き出されます。すごくシンプルです。

それぞれの記号が意味することろは、
P(Price)・・・売上単価
Q(Quantity)・・・売上個数
F(Fixed Cost)・・・固定費
m(marginal ratio)・・・付加価値率
v(variable ratio)・・・変動費率
です。

戦略は、大きく4つ。P戦略・Q戦略・v戦略・F戦略。

4つの数値が動いた場合の利益の変化。
mPQF

これは、損益計算書を見ていてもわかりません。損益計算書を分解する必要があります。すなわち、利害関係者(株主や金融機関、税務署など)に報告する損益計算書と会社が戦略を立てるために必要な資料とは違うということです。もちろん、損益計算書でも分析は出来ますが、会計をもっと活用して、より深い戦略を立てる、わかりやすく会社の状況を理解するという意味ではこのような別の切り口で分析することでより明確になります。