決してマネしないでください。【マンガ】
理系大学、工科医大に通う学生、主人公の掛田氏が、学食のおばさんの飯島氏に恋をし、科学実験を通じて仲良くなっていく物語です。科学者たる専門家の掛田氏とその仲間たちと専門外の人である飯島氏との間で行われる科学の実験は、「スタントマンはなぜ炎にまかれても平気なのか?」など、どれも面白く、各話の間にある「決マネ」コボれ話は、科学者などをより深く知ることができ、専門外の私でも楽しく読むことが出来る。むしろ、専門外の人が科学ってやっぱめっちゃ面白いんだってことがわかるマンガです。科学者たちがぶっ飛びすぎてて面白い。巻末には、誰でもできるオモシロ実験も載っているので、夏休みの自由研究にもばっちりですw
日常、当たり前のように使われている科学、技術。そこには、膨大な時間と実験の繰り返しにより生み出され、使う人がその科学技術を理解していなくても困ることなく使える素晴らしさ。わかっていなくても使えるというのは、同時に無知ということの怖さもあります。知らないということはとても恐ろしいです。私が税金の勉強をしたきっかけの1つは、働いて得たお金を勝手に税金でもっていかれる、知らないうちに搾取されているんじゃないかと、疑ったものです。世の中、すべてのことを知り尽くすことなど、到底できることではありません。でも、色々なことがわかるって楽しいですよね。全部はできないので、私は税金を頑張ります。