国税庁の年末調整ソフトを利用してみる
国税庁が提供している年末調整ソフト、従業員側でやってみた感想です。
国税庁:年末調整の電子化
https://www.nta.go.jp/users/gensen/nenmatsu/nencho.htm
ここから、まず、年末調整控除申告書作成用ソフトウェア(Ver.1.02) Windows版をダウンロード。
PCでやる場合、設定を変更する必要があるが、ダウンロードしたZipファイルを解凍する中に手順があるので、それに従って、いけばできる。
インストールできれば、年末調整の入力作業、初めてなので、自分の情報を一から入力していく。
次に所得控除要件の情報を入力していく。その中の保険料控除の証明書と住宅借入金等特別控除に関しては、証明書電子データのインポートができるようになっていますが、この手続きを進めるには、
①マイナポータルサイトにログインし、もっとつながるで他のサイトとつながる必要がある。
例えば、保険料の控除証明書であれば、e-私書箱(野村総合研究所)と連携する。といったような具合だ。
②つながったら、契約している保険会社等と民間送達サービスの連携設定を行い、控除証明書等データが民間送達サービスに届くように設定します。
なお、マイナポータルを利用するにあたっては、マイナンバーカードはもちろん、マイナポータルAPのインストールやグーグルクロームの拡張機能を追加する必要もある。
もう既に、これを従業員さん各自にやらせるのはかなり無謀になってきているように感じるのですが…。初期設定さえできれば、あとは、画面に従って入力していくだけなので、その点は、良いのかなと思いました。
しかし、あくまで電子データのやり取りを基準になっているので、書面印刷ってなっていても、様式が異なった情報で出力されます。なので、保険料控除とかは自動で計算してくれるから、一部だけ機能を利用してやろうという訳にはできません。
また、色々触ってみて、小規模事業者で活用できそうなら、しっかりまとめて、スムーズに導入できるようにしていきたいですね。