仮想通貨の税金の質問⑦

気が付いたときに、答える(すんません。。。

Q 自分はコインチェックで仮想通貨(暗号通貨)の投資をしているのですが・・

①暗号通貨を取引所(コインチェック)から銀行口座に日本円で換金したものが課税対象となるのでしょうか?
②取引所(コインチェック)に置いたまま、コインチェック内の現物取引からBTC⇒JPYに利確したり、アルトコイン⇒JPYに利確してもその金額は課税対象となるのでしょうか?

①の時点でhなく、②の時点で課税対象になります。

仮想通貨の売買があった時点で課税されることになります。
なので、仮想通貨同士の売買であっても、「売買が行われた時点」で課税対象になるので、JPYになった時点や取引所から出金した時点ではないので、注意が必要です。

③利確と損切りの意味をあまり理解していないのですが、コインチェック内で例えば100万円のBTCを2BTC購入し、90万円に暴落しその2BTCを売却(JPY)に換金したものは、コインチェック内の損切り分として換算され、仮に②で利確した金額が課税対象となる場合は、上記の損切り分は相殺されて、損額20万で利確がそれ以下の金額であれば課税対象は0となるのでしょうか?

利確(利益確定)とは、買った値段から値上がりしたときに売却する行為を言います。売却をするまでは、利益は確定していません。いわゆる含み益の状態です。

売却金額と購入金額との差額が利益です。

損切りとは、買った値段から値下がりした時に売却する行為を言います。売却をするまでは損失は、確定していません。いわゆる含み損の状態です。

売却金額と購入金額との差額が損失です。

同じ年であれば、仮想通貨の売買による利益と損失を相殺します。そして、残った利益があれば、原則、確定申告をする必要があります。
但し、残った利益が20万円以下であれば、「所得税」の確定申告はする必要はありません。
その代わり、「住民税」の確定申告をする必要があります。

なお、「所得税」の確定申告をした場合、「住民税」の確定申告もしたことになるので、「所得税」の確定申告と「住民税」の確定申告を両方出す必要はありません(「所得税」の確定申告をすると税務署から市町村へ確定申告の情報が流れる)。