副業でも会計ソフト(システム)は必要?

 所得税の確定申告期限が延長され、4/15までとなっていますが、私はひと段落。
 今年も税務署の税務支援などを行って思ったこと。決算書、収支内訳書は、e-Taxで入力したものを持参してくるが、根拠資料は手書き、会計ソフトは使っていないというパターン。
 副業の人や白色で確定申告をする人は、不要だと思う人も多いですし、青色でも利用している人は意外と少ないと感じるのは、税務支援で無料相談会場で相談を受けていたからでしょうか。

 個人的には、副業であっても会計ソフトを利用した方が良いと考えます。
 これは、常時使っている人間だからかも知れませんが、確定申告をする際にかかる時間を考えれば、年間10,000円程度の利用料金は費用対効果が高いと思います。
 副業がスポット的な話であれば、利用しなくても良いでしょうが、継続して続けていくのであれば、会計ソフトに慣れてしまった方が、将来に向かって時間を有効に使えることになります。
 また、会計ソフトを利用して、青色で申告することにすれば、利用料金を上回る節税にもなる可能性は非常に高いです。

 自分で記帳をすることになった場合、主に利用するのは、freeeです。
 自分が記帳せずに帳簿を見せていただく場合、顧問契約としてであれば、断然やりやすいのは、TKCです。そのほかにも、弥生会計やマネーフォワードなど様々あります。

https://www.freee.co.jp/kakuteishinkoku/

 例えば、freeeであれば、最低限の機能であれば、月額利用料金は1,180円です。
 このプランでも銀行口座やクレジットカードとの同期機能があります。この機能が利用できると記帳するのが大幅に楽になります。経費の支払も現金ではなく、クレジットカードですべて精算すれば、かなり効率的になります。

 会計ソフトがたくさんあってどれを選べば良いかわからない、という話をよく聞きます。

 正直どれを選んでもあまり変わらないかなと思います。使ってみなければわからないですが、使って慣れてしまえば、それが一番使いやすくなります。
 なので、あとから会計ソフト変えてくれとお願いして、変えてもらうと大概、前の会計ソフトより使いづらいと言われます。

 料金体系的にもそれほど大きく差がある訳ではないので、直感で良いと思います。

 今年から会計ソフトで帳簿をつけてみてはいかがでしょうか。