住宅の売却

予期せず、転勤などにより、住宅を売却することになったとき。

土地や建物を購入した際に発生した金額がわかる資料は残しているでしょうか。

土地や建物を売却するときの計算式は、
売却代金-(土地や建物の取得費+譲渡費用)=譲渡所得
です。

つまり、譲渡所得を少なくしようとするならば、購入した時の金額を把握する必要があります。

土地の取得費には、土地の購入価格に加え、登録免許税・不動産取得税・印紙税なども含めることができます。

建物の取得費には、建物の購入価格に加え、登録免許税・不動産取得税・印紙税などが含まれますが、土地と異なるところは、その購入価格等から減価償却費相当額をマイナスして、取得費を計算します。

仮に土地の取得費がわからないときは、売却代金×5%ですって回答がほとんどです。まぢで!?うそでしょっ!?っていう感じです。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/joto/3258.htm

しかし、すごい昔の土地とかだったりすると話は別で、むしろ、売却代金×5%の方が有利になります。
でも、売却代金×5%以上の価格で購入したことが明らかであるときは、やはり、おかしな話です。
しっかり、証拠資料は残しておきましょう。

http://www.kfs.go.jp/service/JP/60/19/index.html