現金出納
弥生・Freee・MF・A-SaaSなど多くの会計ソフト・システムは、銀行明細やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを、直接または連携サービスから取り込み、会計データに自動で仕訳をし、入力と仕訳の手間が大幅に削減される仕組みが標準のシステムとして扱われるようになってきています。
当事務所の会計はFreeeを使っています。銀行明細やクレジットカード明細の取込など利用していますが、入力よりもチェックがメインに移行することにより、時間の短縮に役立っています。銀行明細などデータがあるものは、自動取り込みをすることが出来ますが、現金取引になると取引データというものが存在しなくなるので、不便です。そういった面もあり、BTCが普及することを期待しています。
一部では、マネーロンダリングに利用されるのではないかということが言われていますが、EU離脱で話題の英国、英国政府のリスク査定においてそのような利用がされるリスクは低いという結果も出ています。
https://corp.zaif.jp/takao-asayama/995/
話が逸れましたが、現金取引だとデータが残らないので、自動取込・自動仕訳という訳にはなかなかいきません。領収書をスマホやスキャナで読み取って、自動仕訳をする方法もあります。こちらもFreeeを使って取り込みをしていますが、日付・金額に関しては、問題ありませんが、勘定科目に関しては現状、仕方ないかなという感じです。
あとは、Excelで現金出納帳作成し、各種会計ソフトに仕訳をアップロードする方法もあります。Excelの良いところは、自分が入力などをしやすいように作りこむことが出来るところです。
Excelの現金出納帳を弥生会計の自動仕訳用に変換して、アップロードすることも出来たりします。
Excel現金出納帳
から、弥生に取込用データに変換
Excelで現金出納帳や請求書など多くの資料をExcelで作成しているのであれば、もう少しExcelを改良して、仕訳データを取込できるようにすることで業務の効率化につながります。Excelにはたくさん関数があり過ぎて何が使えるのかわからないこともありますが、基本的なExcelの関数を理解し使うことが出来れば、改善できる部分は多くあります。私は、独学で関数と更にマクロVBAを勉強しましたが、非常に役に立つスキルの一つになっています。
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