仮想通貨の集計のすすめ【第4回】~Zaif取引データ編①~

仮想通貨の所得計算は、株式などとは違い、取引所は計算してくれません。

自分で計算する必要があります。

取引データを把握しないことには、計算しようもないので、今回は、Zaifの取引データを取得してみようと思います。

各取引所には、CSVなどで取引データをダウンロードすることが出来ます。
それを利用して、取引を整理、集計しようということです。もっと上級になればAPIとか使って、出来るのかな?そこまでの知識やスキルがないので、基本的にはExcelで頑張って整理、集計していくという流れです。


①取引履歴をクリック
②主要通貨(BTC/JPYなど)を選んでクリック
③CSV downloadをクリック
④ダウンロードしたCSVファイルを開く

取引データは、BTC/JPY以外にもMONA、XEMも含まれていますので、取引データが重複しないように注意です。


Excelで開いたときに文字化けしてしまうことがあります(私だけ?)。
そうなってしまった場合、
①ダウンロードしたCSVファイルをプログラムから開く→メモ帳を選ぶ
②メモ帳で開くと文字化けしてない状態になると思うので、この状態で上書き保存
③再び、Excelで開くと文字化けが直ります


同じように、トークンの取引データもダウンロードします。ダウンロードした取引データは、たとえ、PEPECASH/JPYを選択していても、他のトークンの取引データも含まれていますので、注意です。

(このほか、信用取引履歴などについても、取引データがあればダウンロードする)

これで、いくらで買って、いくらで売ったか、集計できますね、簡単。

取引所だけしか使っていなければこれで十分なのですが、多くの人はそんなことないですよね・・・。

あとは、取引所からの送信、受信履歴を把握する必要があります。

整理、集計していくうえで大事なことは「漏れ」がないことです。
漏れがなければ、現時点で表示されている残高と取引データを集計した残高とが一致します。
漏れがあれば、残高は合いませんし、所得計算で不利になる選択を迫られる可能性が出てきます。

次回、Zaif取引所の送信、受信履歴のダウンロード。