仮想通貨の集計のすすめ【第20回】~計算編②~終

最終回^^

細かい計算はありすぎて、キリがないので、後は、送受信の関係のところだけ見ていきたいと思います。

計算の仕方として、取引所ごと、又は、すべての取引所をまとめて計算するなどあります。

取引所ごと計算する場合には、取引所A→取引所Bに送金したときの扱いをどうするかですが、考え方の1つは、取引所Aの数量及び単価を取引所Bに引き継いで計算することになります。

取引所Aでは、平均単価で払い出しをし、取引所Bでは、取引所Aから払い出された金額を引き継ぎ、この段階で、既存の分と単価を再計算します。
この時、手数料に関しては、送金した時点において経費計上することも考えられますし、少額なので、送金手数料は単価計算に含める事でも良いです。

すべての取引所をまとめて計算する場合には、送受信履歴は、送金手数料分が減ることになるので、その調整を忘れないことが必要になります。

基本的に、取引所間の送受信履歴は無視しても良いのですが、そうすると手数料分だけ残高数量にズレが生じることになります。実際は、端数まで詳細に合わせようとすると非常に手間なので、少額ずれるくらいであれば、最後にまとめて調整(どこかの段階で調整)しても問題ありません。残高数量と集計結果に大きな差が発生する場合には、漏れの可能性が大です。その場合は、見直し、原因を追求しましょう(わからないと泣きそうになりますw)。

20回、つらつらと書いてきました。20回目は無理やり増やした感があります。事実です。
まぁ、自分の勉強っていう部分でやってきたので良いのですが、個人事業主としては、商売としてカネを稼がないといけないよね、下手です(笑)明日から料金マシマシでやろう(やれない。

最後の方、だれちゃってわかりずらいところもありますし、これで全部ではなく、計算は多岐にわたります。
確定申告もしたことない、帳簿も付けたこともない、という人達が多くを占める?なか、事業者の様に、損益を計算し、確定申告をする・・・。大変だよね、でも、頑張ってと言うほかございません。。。微力ながら、少しでも確定申告に役立ててもらえれば。

何回も同じこと言いすぎってところもあるんですけど、送受信履歴(取引所以外のゴニョゴニョ)さえ、きっちり把握できていれば、なんとかなると思っています。その取引所以外のゴニョゴニョが色々ありすぎて、アレがアレなんですけどね・・・
情報が欠如、漏れなどがあると、すべての流れは繋がっているハズなので、更にハードルが上がってしまいます。そこがわからないと、結局、誰に頼んでも一緒です。

個人的には、税理士に頼っても・・・。むしろ、税理士(他人)が知らないことの方が多いです。
これで大丈夫なのか、という不安はあると思います。
こうしましょう。とか、つらつら書いてますけど、これで良いのかなという思いもあります。もっと良い方法はないのかなとか考えたりもします。
でも、明確な取扱いがない今、明らかに間違ったやり方でなく、事実をもとに計算した事に対して、とやかく言われることはないはずです。

絶対に間違えちゃいけない訳ではありません。そこまで心配する必要はありません。
間違えたら、やり直せば良いんです。多く払いすぎたら、返してもらう。少なかったら、追加で払う。多少、ペナルティを払うことになるかもしれませんが、自らちゃんと直せば大したことありません(JPYがなかったら大したことある)。立場的にはそんなスタンスで仕事したらどうなんだろって思うけど。

大丈夫です。まだまだ時間はあります。
こういう計算って生産性がないから無駄に思えるかも知れないけど、一度、知っておくのも良いと思います。
会社の損益の計算だって似たようなもんです(言いすぎ?w)。
この経験がしかしたら活かせるかもしれません(笑)