仮想通貨の集計のすすめ【第2回】~コインチェック取引データ編①~
仮想通貨の所得計算は、株式などとは違い、取引所は計算してくれません。
自分で計算する必要があります。
取引データを把握しないことには、計算しようもないので、今回は、コインチェックの取引データを取得してみようと思います。
各取引所には、CSVなどで取引データをダウンロードすることが出来ます。
それを利用して、取引を整理、集計しようということです。もっと上級になればAPIとか使って、出来るのかな?そこまでの知識やスキルがないので、基本的にはExcelで頑張って整理、集計していくという流れです。
コインチェックでは、「ウォレット」と「取引所」の2つに大きく分かれています。
まず、取引所でのBTC売買のデータをダウンロードします。
①取引所をクリック
②約定履歴から詳細を表示をクリック
③あなたの約定履歴ページで、日付を選択し、今年の取引データがすべてダウンロードできるように日付を変更(過去年分を集計していない場合は、必要あれば過去年分も含めてダウンロード)
④日付を変更したら、CSVダウンロードをクリック
⑤ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く
(同じようにレバレッジの決済済みのポジションも約定履歴のとなり、ポジションから過去のポジション一覧をダウンロードできます。)
これで、BTCをいくらで買って、いくらで売ったか、集計できますね、簡単。
取引所だけしか使っていなければこれで十分なのですが、多くの人はそんなことないですよね・・・。
取引所で売買している人の多くは、アルトコインも売買していると思います。
そうすると今度は、「ウォレット」で、販売所の売買履歴などをダウンロードする必要があります。
整理、集計していくうえで大事なことは「漏れ」がないことです。
漏れがなければ、現時点で表示されている残高と取引データを集計した残高とが一致します。
漏れがあれば、残高は合いませんし、所得計算で不利になる選択を迫られる可能性が出てきます。
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