ビットコインについて国税庁のタックスアンサーがでちゃったよ。

国税庁:タックスアンサー№1524ビットコインを使用することにより利益が生じた場合の課税関係
http://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1524.htm

でちゃいましたね。ただ、これは、現行税制に対しての回答であり、所得税法36条に基づいて課税されるのは、想定していた通りだと思います。

・ビットコイン決済、やっぱ課税だよね
・仮想通貨同士のトレード、やっぱ課税だよね
・所得の区分、やっぱ雑所得だよね
ということを、改めて確認。

税務署によって見解が分かれて、課税の公平性を欠かない様にするために出されたと考えられます。なので、仮想通貨の税制が自体が、これで決まったという話でありません。
少なくとも2017年以前の扱いは、現行税制に従うことを決定付けたものにはなるかなと思います。
残念ですが、今後の税制改正に期待しましょう。

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※一般的な税制改正の流れについて。
現在は、各府省庁からの要望を集めている段階です。
当面の検討課題や中・長期的な税制調査会などの話し合いが行われ、12月中旬頃までに基本方針を決め、税制改正大綱が与党から政府案として国会に提出されます。
その後、翌年1月~3月にかけて審議され、4月から施行されることになります。
個人にとって、4月は年度の途中であるため、一般的には、翌年1月から新しい法律に則って所得税を計算することになります(施行された年の1月から適用されることもありますが・・・)。
一般的なスケジュールから考えると本年及び翌年は、今回、回答があったタックスアンサー(現行税制)に従って確定申告をする必要があります。
(こういう流れなので、9月に国税から取扱いあるって、まぢでー!?って思ってたんです。)
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今回のタックスアンサーについて、まずは、この部分。

「ビットコインは、物品の購入等に使用できるものですが、このビットコインを使用することで生じた利益は、所得税の課税対象となります。」

お店での物品の購入や寿司、焼き肉などの飲食での支払いなどビットコインを使った場合には、使用した時の価額(物品等の円での価額)と購入した時の価額との差額が利益となります。

https://bitpress.jp/column/maruyama/entry-5889.html
ワンチャン期待していた少額決済により生じた利益は課税されないは、もろくも崩れ去りました。せつない。
普段からビットコインを使っているガチビットコイナーは大変です。


A氏は、1BTCを10万円で購入。
その後、BTC決済が出来るお店で50万円のモノを1BTC(50万円に値上りした)で購入。
この場合、50万円-10万円=40万円がビットコインを使用することで生じた利益となります。

「このビットコインを使用することにより生じる損益(邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益)は、」

逆に10万円で購入した1BTCで、8万円のモノを購入した場合、ビットコインを使用することで生じた損失が2万円ということになります。

同じ年に、この2件しか取引がなかった場合には、40万円-2万円=38万円が所得税の課税対象になります。

次に注目すべきは、括弧書きの「邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益」です。
このタックスアンサー自体は、ビットコインを使用することにより生じる利益についての内容ですが、この括弧書きの解釈に関しては、「使用」だけではなく「譲渡(売買)」に関しても同様ではないかと考えられます。
「使用」と「譲渡」で損益の認識がずれてしまうことは、おかしなことです。

売買損益の認識時点については、売買が成立した時点(譲渡した時点)で課税することは、共通認識としてあったと思います。
1BTCを10万円で購入して、その後、1BTCを20万円で売却すれば、
20万円-10万円=10万円の儲けになり、所得税が課税される。
これに関しては、特に異論はなかったと思います。

しかし、仮想通貨同士の売買になると、途端に売買損益の算出はムズカシイから課税されないという、現行税制においては、根拠もなく(私は、仮想通貨同士の売買が課税されない根拠条文は見つけられていない)、一部の税務署からの回答が一人歩きしているような状況です。
今回、その件に関して、間接的に回答をしていると考えられる部分が、「邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益」になります。

A氏は、1BTCを10万円で購入。
その後、1BTCで10ETHを購入。その時点で、取引所では、1BTCについて、円(邦貨)で50万円の値がついて売買されている。
この場合、ETH購入時、②の時点で、50万円-10万円=40万円が所得として認識されることになります。
(ETHの購入価額は、10ETH=50万円となります。)
じゃぁ、ETH建は、どうか。もちろん、ETHに関しても円(邦貨)やドル(外貨)などでトレードされているので、相対的な関係により売買の都度、損益が認識されることになります。
現行税制に則った考え方ですね。

「ビットコインを使用することにより生ずる利益」について、このような表現が使われており、仮想通貨同士のトレードについて課税するならば、このような表現にはならないのかなぁという、僅かな可能性を残しておきます(個人的には、課税です)。
「邦貨又は外貨との相対的な関係により認識される損益」という表現は、面白く、もう少しじっくり考える必要があるかもです。

最後、

「事業所得等の各種所得の基因となる行為に付随して生じる場合を除き、原則として、雑所得に区分されます。」

ここは、個人事業主で飲食店等を営んでいる場合に、飲食店等の関係で決済した時には、事業所得で扱ってくださいということで、そのほかは、雑所得の取扱いになります。
なので、サラリーマン、パート、アルバイト、学生などは、原則、雑所得です。

所得税の計算は、収入の性格によって、「給与所得」や「事業所得」など、10種類の所得に分類されます。
分類ごとに計算の方法などが異なることになります。

例えば、
譲渡所得(総合)=収入金額-取得費等-特別控除(50万円)
雑所得=収入金額-必要経費
と言うように、譲渡所得(譲渡所得の中にも、細かい区分が色々ある)であれば、特別控除が存在します。
しかし、雑所得には、特別控除は存在しません。その代わり、譲渡所得の取得費等よりも範囲が広い必要経費となっています。

そのほか、雑所得の特徴としては、
雑所得だと、事業所得(青色)のように損失を翌年に繰り越すことが出来ません。
株やFXも損失を翌年に繰り越すことが可能です。それは、法律で定められているため、繰り越すことが可能になっています。
雑所得(原則)には、損失の繰り越しがありません。

また、事業所得などであれば、事業所得を計算すると損失(マイナス)だった場合には、他の所得(給与所得など)の利益と損失を相殺することが出来ますが、雑所得は、他の所得との相殺は出来ません。

ただし、同じ雑所得内、例えば、一口馬主(雑所得)で損失がでていて、仮想通貨のトレードで利益がでた場合、一口馬主で生じた損失と相殺することが出来ます。

以前に雑所得について書いたような書かなかったような・・・。国税庁HPをご参考に。
https://www.nta.go.jp/taxanswer/shotoku/1500.htm

今回のタックスアンサーは、現行税制に則ってやるしかないね、というのを中途半端ではあるけれども、示した形になるかと思います。

取引所がどこまで対応してくれるかわかりませんが、頑張るべし↓w
http://mr-zeirishi.com/2017/08/05/ccps1/

仮想通貨の集計のすすめ【第14回】~Coincheck整理編③~

今回は、Coincheckから他の取引所やウォレット、決済などで送信したデータ整理です。

約定履歴や販売所の売買などと同じ体裁にするために整理をしていきます。
日付と日時の抽出の仕方は、第11回を参考にしてください。

今回のデータ整理で注目するところは、赤枠の「種別」、「事由」、「単価」です。
ここが一番、面倒な部分になってくると思います。
まず、「種別」ですが、Coincheckで送信履歴をダウンロードするとすべての仮想通貨の送金データを取得することができますが、初期情報として、BTCの送金なのか、ETHの送金なのかがAddressからしか読み取ることができません。
なので、Addressから判別又はCoincheckサイトの送金履歴側では何を送金したか確認できるので、それを見ながら入力することになります。
続いて、「事由」ですが、ここは任意で良いかと思います。Zaifに資金移動したとか飲食代で支払ったとかわかる範囲で入力していきます。
最後に「単価」です。ここも項目としては非常に重要なのですが、この時点で「単価」入力することができるのは稀なので入力しなくても構わない部分です。

「事由」がハッキリわかっていると集計作業は非常に楽になります。

あとは、基本的に組み替えをするだけです。手数料に注意するくらいです。
また、mkt2に関しては、送信の場合には、「事由」を入れておきます。ほかのmkt2の情報はなしでおkです。
これは、Coincheckで送信された仮想通貨が、他の取引所では、受取ることになった場合に重複しないように後々、利用するための仕様です。
それに加えて、日本円換算額はmkt1単価に数値が入らないので0ですが、気にしないでください(現時点で単価を計算することは困難です。約定履歴データなどと合わせたときに計算できるようになります)。基本的にここも後から入力する項目になります。

受け取る場合も送信と同様の内容になるので省略します。
但し、マイニングなどの事由がある場合には、少々複雑になってきます。
今回の目的としては、整理と集計なので所得(儲け)の計算側は一旦、棚上げです。

参考にExcel置いておきます(フルVerじゃない)。
送信
05CCSend
受信
06Deposit

仮想通貨の集計のすすめ【第13回】~Coincheck整理編②~

今回は、Coincheck販売所でコインを買った場合のデータ整理です。

販売所で購入した場合の取引データを前回の第11回と同じ体裁にするために整理をしていきます。
日付と日時の抽出の仕方は、第11回を参考にしてください。
http://wp.me/p88T8G-t7

ここも大部分は、第11回を参考にしてください。

今回のデータ整理で注目するところは、赤枠の単価部分です。mkt1とmkt2共に今回のケースでは日本円換算後の単価になっています。
なぜ、日本円の換算額にしているかというと、確定申告はすべて円建てです。BTC建てで確定申告することは出来ないので、日本円換算をしている流れになります。
私としては、仮想通貨同士の売買が課税対象にはならないという見解には疑問がありますので、今回の様に仮想通貨同士の売買であっても所得(儲け)を計算できるように対応しているということです。
かといって、購入した時点でのBTC価格がいくらなのかは不明です。そこをどうするかというのも選択の余地があると思います。
その日の終値なのか、始値なのか・・・、気分によって選ぶのではなく、その日の終値と決めたらずっと継続して、その方法によって換算していくことにします。気分によって選んでいる場合については、税務署側から価格を操作しているというあらぬ疑いをかけられる恐れがあるので、ルールを決めて運用することになります。
今回のケースでは、購入した日の平均レートによって換算していく方法を継続します。ということにして、換算しています。あくまで、1つのやり方です。

この辺は、取扱いが明確ではないので、日本円換算する必要がないかも知れません。デモね、日本円で購入、BTCでも購入した後に、その仮想通貨の一部を日本円で売却した場合の取得価額の計算どうするんですか?という所を考える必要がでてきます。

さて、どうやってBTC単価をもってくるか、ここからはExcelの勉強です。

mkt2単価に購入した日のBTC平均単価の値が入るようにしたい。
VLOOKUP関数を利用します。
VLOOKUP関数は、指定した範囲から、検索する値と同じ行にある値を返します。
今回のケースでは、BTCのレート表から、「日付」をキーにして、BTC単価をもってくるようにします。

VLOOKUP(B2,BTC!$A:$B,2,0)

B2=「日付」
BTC!A:B=BTCシートのA列~B列の範囲で同じ「日付」の行があるか調べます。
一致する「日付」があった場合に、その行のうち、B(2)列の値を返します。

Coincheck販売所では、「BTC」の場合と「JPY」の場合があるので、VLOOKUP関数だけだと、「JPY」で購入した時もBTCの平均単価の値が入ってしまいます。
なので、IF関数を併用します。
mkt2の値が「BTC」の場合には、VLOOKUP関数を使用して、それ以外の場合には、JPY単価「1」の値が入るようにします。

IF(I2=”BTC”,VLOOKUP($B2,BTC!$A:$B,2,0),1)

I2=”BTC”=mkt2がBTCだったときには、VLOOKUP関数を使用する。そうじゃない場合は、1という値が入るように分岐するのがIF関数です。

これによって、O列に日本円換算額(購入総額)が計算されるので、mkt1単価も日本円換算額÷mkt1数量で日本円の単価を算出することができます。

Coincheck販売所で売却する場合も同様なので、そっちの説明は省略します。

ところで、各取引所の終値や始値、平均単価を楽に出力できる方法はないでしょうか。
どなたか教えてくださいm(._.)m おねがい

参考にExcel置いておきます(フルVerじゃない)。
購入
03CCBuys
売却
04CCSells

仮想通貨の集計のすすめ【第12回】~Coincheck整理編①~

Coincheck取引データ編①と②でダウンロードしました。

結果、何も修正を加えていない場合、このような状態になっていると思います。

これだと、集計しづらいので、データの組み換えや情報を追加して、整理していきます。
Excelの勉強の時間ですね。

まずは、取引所:約定履歴から。
my-complete-orders-2017-08-07.csvというような名称でダウンロードされています。
これを開くと、A~G列に値が入っています。

完全に好みですが、Dateの値を日付と日時(日付+時間)に変換します。
なぜ日付と日時に分けるかというと、日付については、仮想通貨同士の売買に関しても課税となった場合に、日付で、その日のレートを参照するときに使用します。現行税制では課税される可能性が高いので、あとで集計できるように日付のみのデータを抽出しています。
続いて、日時ですが、これは、並び替えをする時に利用します。他の取引データ、例えば、販売所でBTCを購入した場合の日付については、日時にプラスして「UTC」という値になっています。対して取引所の約定履歴には、日時にプラスして「+0900」という文字列が入っているため、気分的に嫌というだけです(並び替えをする時に多分影響がないと思うので、気分ですね)。

では、どうやって日付を抽出するか。ここからはExcelの勉強です。

Left関数を使います。
Left関数は、指定したセルの値を左から〇〇文字、取り出すことができる関数です。
Left(A2,10)でA2のセルの値10文字を取り出すと、2017-06-07(10文字)です。
同じように、Left(A2,19)でA2のセルの値19文字を取り出すと、2017-06-07 09:05:23(空白も入れて19文字)という形になります。

例えば、日付が2017-6-7というように月や日の前に0が入っていないようなパターンの場合には、FIND関数を併用すると便利です。
FIND関数は、指定したセルの値の中に検索したい文字列が〇文字目にあるかを調べる関数です。
FIND(” “,A2,1)とした場合、A2で検索した「空白」が一番初めに登場するのは、11文字目になります。
(一番後ろの1は、検索を開始する位置を指定することができます。今回は左から1文字目から検索するので1となります。)

FIND関数で取得した文字数をLEFT関数と併用する事により、月や日の前に0が表示されていないパターンにも対応することができます。
併用するとこんな感じです。
LEFT(A2,FIND(” “,A2,1)-1)
FIND関数では、左から数えて空白を含めた文字数11という値が返されます。
空白よりも前の文字をLEFT関数で抽出したいので、11-1=10という値になるようにFIND関数の後ろに-1を付けてあげます。

次に、販売所などと合わせられる様に、組み替えを行います。

私は、複式簿記大好きなので、大きく分けて、market1とmarket2という形を設けています。
market1がBTCの売却であれば、market2は、日本円の購入というようになります。
なぜ、このような形なのかというと、仮想通貨同士の売買だった時には、仮想通貨それぞれの数量を把握しなければ、残高数量が一致しません。もちろん、日本円の残高も合わせることが可能です。
market1で集計、market2で集計とそれぞれ分けて集計可能な状態にしていると後々、楽だと思います。ここ結構重要です。
どんな方法でも良いですが、単式で集計しようとするとかなり苦労することになると思います。
単式というのは、組み替えをしていない一番初めの状態をここでは指します。

日付は、-から/に更に変換しています。-の状態だと、見た目は日付なのですが、日付と認識してくれないので、DATEVALUE関数を使って、日付の値になるようにします。日時も同様です(+TIMEVALUE関数を使用)。

問題は赤枠で囲ってある部分です。この部分に関しては、次回、説明します。
とりあえず、日本円の時は単価1円表示しています。

他の販売所の取引データや仮想通貨の送受信履歴もA列からO列に組み替えをしてしまえば、集計が容易になります。

参考にExcel置いておきます(フルVerじゃない)。
02CCOders

仮想通貨の集計のすすめ【第11回】~整理できるとこうなる~

こちらの動画をご覧ください。
夏休みの成果物ですw


実際には、こんなにうまく集計できないですけど、データを整理することによって、その後の工程がスムーズに行うことが可能になります。
ポイントになるのは、受取や送金の部分の情報を補足することが大事です。

ダウンロードしたデータを貼り付け。
送受信に関して補足事項追加。
Excelの数式で体裁整理。
取引データ、受取データ、送信データを合算。
各仮想通貨ごと区分。
所得計算。
という流れになります。

Excelのマクロ使って、こーゆーの作るのも面白いです。

仮想通貨の集計のすすめ【第10回】~BTCWallet取引データ編②~

2つ目は、Myceliumというスマホのアプリ(Androidです、iOSは知りませんw)を使います。
https://wallet.mycelium.com/contact.html

私は、前回のBlockchain.infoではなく、こちらを使ってます。

MyceliumのICO資金がスペインでのバケーションに使われたらしいですね。
https://news.bitcoin.com/mycelium-employee-quits-after-ico-funds-was-used-for-spanish-vacation/

Memorychain、BoOで10Pepecashにて販売中です^^

・Myceliumアプリでの取引データ出力のしかた

①Myceliumアプリを起動し、取引タブを選択
②右上のタブからExport transaction historyを選択
③ダウンロード先を選ぶ
④ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く

なぜ、このアプリを利用しているかというと、取引ごとにラベルを付けることができるので、何で受け取ったのか。何に使ったのか。を、送金、受信した段階で履歴を残しておくことができるからです。私、忘れやすいので。
また、私はハードウェアウォレットはTrezorを利用していますが、Myceliumと連携して使えるので便利。
任意のビットコインアドレスも追加することができるので、記録を付けておきたいアドレスに利用する。

こんな目的で利用している人がいるのだろうか?w
でも、仕事で使うのであれば、記録が付けられるというのは重要だと思います。

・任意のアドレスを読み込み、取引ラベルの付け方

①Myceliumアプリを起動し、アカウントタブを選択
②右上のキーマークを選択
③一番下の詳細ボタンを選択
④スキャン、クリップボード、その他ハードウェアウォレットを選択(今回は、スキャンでQRコード読み込みの流れ)
⑤アカウントラベルに名称をつけて、OK

秘密鍵を所持してないアドレスでも取引タブから取引ラベルを付けることができるので、記録を付けてみてはどうでしょうか。

一区切り。
BTC賽銭箱、置いておきます。入ってたら励みになります^^
18pZoF7XaC5nh4FCT23Whdp2J6srPtfuFQ

仮想通貨の集計のすすめ【第9回】~BTCWallet取引データ編①~

取引所で購入した仮想通貨は、自分のWalletに送ることも可能です。
また、自分でWalletを作成し、仮想通貨を受け取ることも出来ます。
Walletに関しては、自分で作成するので、自己管理が大切になってきます。

取引所→Wallet→取引所というような場合、Walletでごにょごにょした後に取引所に送金したときの取得価額(取引所で売却した時に収入からマイナスすることができる経費)を把握するためにはWalletの情報も必要になるかもしれません。

私は、税理士報酬を一部、自分のWalletにビットコインで受け取っているので、Walletの中身を把握しておく必要があり、Walletの取引データも、もちろん整理し集計しています。

利用しているWalletによって様々なやり方が考えられるので、私が利用しているやり方を2つほど紹介したいと思います。

Blockchain.infoにアドレスを入力して出力

①Blockchain.infoサイトの検索から自分のビットコインアドレスを入力、実行
②フィルタタブからエクスポートの歴史をクリック
③出力する日付(期間)を入力し、Spreadsheet(CSV)又は(xls)を選択(どちらでも良い)、Exportをクリック
④ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く

しっかりとアドレスを変える情強の人は、このやり方だと、果てしない作業になってしまいますね。
しかも漏れがたくさんできてしまいそうです。
そういった人は、色々な意味で大丈夫そうなので、気にしてません。むしろ教えてもらいたいくらいです。

続く。

仮想通貨の集計のすすめ【第8回】~小休止 ビットコイナーとは~

第2回から第7回にわたって、3つの取引所データを出力してきました。

感想としては、やはり需要ないよね。大事だと思うんだけど。

さて、ビットコイナーであれば、ちょっとは考えたことあるかも知れません。
税務署に見つからずにウマいこと出来ないかと・・・。

今回の集計するということが、税務署も出来るのかどうか。
自分がある程度、簡単に作業が行えるのだとすれば、国ならもっと簡単に把握するのではないだろうかと思います。

取引所内若しくは取引所間でのやりとりしかしていなければ、まず、間違いなく捕捉されるということは、ここまでやってみた人にはわかるんじゃないでしょうか。取引所から情報を得られるのですから。

そもそも、「ビットコイナー」という定義が何なのでしょうか。
私の「ビットコイナー」の定義は、自分のウォレット持っている(秘密鍵を自分で管理している)人の事だと認識しています。つまり、取引所内若しくは取引所間でのやりとりしかしていない人は、ビットコイナーではないというのが私の考えです。
だから、どうしたんだ?って話で、別にビットコイナーとか名乗りたいとも思わないし・・・というところでしょうが。

しかし、この暗号通貨界隈にいると「ビットコイナー」のみならず、訳のわからない用語が飛び交っていて、初心者にはわからないそうです。Goxって何だ?セルフGox?嫁Gox?マイクハーン?・・・自然に定着していくので、私もわからない用語が多いです。
会計・税務も専門用語だらけで、わからないよ、と、みんなが嫌いになる現象と一緒です。

だから、「マイニング」とか「ウォレット」などの用語は、大丈夫なので、ワロス的な要素が入った用語集を誰か作ってくださいw

ちょっと脱線しましたが、自分が国側でお仕事をする立場だったとして、納税者に税金の納め漏れがないか調べていくにには、どうするかなぁとか考えてみます。
(実際は、税務署の中の事なんかわからないですし、どこまで情報収集しているかもわからないので、ただの妄想ですw)

まず、日本の取引所から「日本円」の入出金データを基に、累計で100万円以上の入金、出金した者で確定申告していない人には、「税務署からのお尋ね」を送ります。大概、税務署から急に「お尋ね」が届いたら、ビビりますので、これを発送します。郵便コストが発生しますが、最寄りの税務署に出頭(笑)することが考えられますので、十分、回収できるでしょう。

続いて、2016年以前に取引所を開設している人達については、「日本円」の入出金だけでなく、取引所からの送金・受信履歴を確認、5BTC位にしときましょうか、その位のBTCに送受信履歴がある人達をピックアップして、流れを追います。
若しくは、2016年以前の利用者がそれほど多くないと考えられますので、総当たりしてもコスト回収できそうなら、全部やります。
非効率的なことをやっている集団なので、コスト度外視で動くでしょう、きっと。

国内の取引所での売買を集計することは、それほど手間ではないと認識しているので、その辺を十分に把握しつつ、外堀を埋めながら、着々と税務署調査の準備をします。

あとは、できれば、日本人が利用してそうな主要な海外の取引所から情報を収集します。

取引所をある程度、押さえることができれば、ウォレットの動きはさして気にしません。
そもそも、「収入」だけを把握できれば税金を徴収できる可能性が高いので、「経費(購入金額)」を把握し、収入からマイナスする作業は、税金を安く納めたかったら、納税者がやれば良いじゃね?って感じで無視を決め込む。

取引所を通さずに仮想通貨を増やすことができる人は、限られていると思っています。
いちばん、この層の人達を捕捉するのが苦労するところでしょう。どうすれば良いのでしょうか、わからない(笑)

マイニングは、設備や電気代などから経路を把握できるのかなぁ・・・。
マイニング設備は、店頭販売で購入するならわからない可能性が高いですけど、通販で大量に購入すれば、追えそうな気がします。
電気代の方は、太陽光の売電収入も申告していない人多そうだし、そこもまとめてみたいな感じでやるとかも・・・難しいかな。
マイニングって儲かるんですかね?ってところもあるので、あまり手を出さないような気もしますが、個人事業主が電気代だけ計上して、マイニング報酬は申告しなければ、それはそれで結構な額になりそうです。

マイニングした仮想通貨を売却するときに押さえれば良いと考えますが、マイニングで得た仮想通貨を店頭決済で使われたら・・・。店頭決済ならバレにくいかも知れません。少額決済なら難しいでしょう。大きい金額の決済であれば、お店側からの追跡を検討します。

悩ましいところですね。

というか、ちゃんと申告しましょう。
税理士も税務署も真面目に申告しない人の味方はしないと思います。
税理士は、確定申告期、面倒なコイナーを相手にしなくても仕事たくさんあります。真面目に申告しようとしている人ならともかく、隠そうとしたりする人の相手なんて、したくありません、やりません。
税務署の印象悪ければ、ペナルティも大きくなります。

私の妄想なんか以上に国側は考えていると思いますので、真面目に申告した方が良いです。

そういうこともあって、データは手に入れることができる状態であるとか、もう一歩進んで、ある程度、自分自身でまとめられる状態になれば、自分で税務署に聞きながら申告するにしても、税理士に頼むにしても色々と有利な方向に進められるんじゃないのかなぁと思っているのです。どんなやり方でも良いので、整理しておきましょう。

仮想通貨の集計のすすめ【第7回】~POLONIEX取引データ編②~

前回に引き続き、Poloniexの取引データのダウンロードです。


①BALANCESのHISTORYをクリック
②Export Complete Deposit Historyをクリックし、ダウンロードする
③ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く

同じように、Export Complete Withdrawal Historyから送信分をダウンロードします。

例のごとく、列に入っている情報が揃っていないので、整理、集計しやすいようにします。

これでわかったと思いますが、私が利用したことのある取引所しかありません。
このほかにも取引所はたくさんあります。
どの取引所もデータをダウンロードすることが出来ると思いますので、漏れがないようにしておきましょう。

仮想通貨の集計のすすめ【第6回】~POLONIEX取引データ編①~

仮想通貨の所得計算は、株式などとは違い、取引所は計算してくれません。

自分で計算する必要があります。

取引データを把握しないことには、計算しようもないので、今回は、Poloniexの取引データを取得してみようと思います。

各取引所には、CSVなどで取引データをダウンロードすることが出来ます。
それを利用して、取引を整理、集計しようということです。もっと上級になればAPIとか使って、出来るのかな?そこまでの知識やスキルがないので、基本的にはExcelで頑張って整理、集計していくという流れです。


①ORDERSのMY TRADE HISTORY&ANALYSISをクリック
②Export Complete Trade Historyをクリックしてダウンロードします
③ダウンロードしたCSVファイルをExcelで開く
(レンディングを利用している場合には、Complete Lending Historyからダウンロード。)

次は、Poloniexの仮想通貨、送信、受信履歴のダウンロードです。